藤吉秀樹建築計画事務所

画像1

画像1 画像2 画像3 画像4 画像5 画像6 画像7 画像8 画像9 画像ブランク

Photo : Yukio Arikawa

COURT HOUSE A

所 在 地:東京都杉並区西荻窪
施   工:小原建設東京支店
敷地 面積:253.17㎡
建築 面積:145.24㎡
地階床面積:  94.47㎡
1階床面積:138.99㎡
2階床面積:117.01㎡
塔屋 面積:    5.36㎡
延床 面積:355.83㎡
構造・規模:RC造、地下1階・地上2階建

敷地は近隣商業地域と第一種低層住居専用地域の境界に跨っており、北側は商店街の裏側に面し雑然としている。一方南側は閑静な住宅街で緑も豊かであるが、隣家がかなり接近しており、南面の窓を大きく開放するのは難しい状況であった。そこで、中庭を設け内部に開いた空間をつくることにした。さらに、建物の南北方向に階段を挟んで中庭を2箇所挿入し、各部屋を曖昧に分節することにより、空間全体に透明性と奥行きのある広がり感を与えている。外部の自然の移ろいを内部空間の様々な部分に投影することができるため、変化に富んだ表情豊かな空間を創りだしている。また、この内部空間は様々な気配を強く意識させる。それは、自然の気配でありまた、人の気配といったものである。一見この住宅は3人家族で住むには広すぎるように思われるが、広すぎるとは感じない。これはこの気配の存在によるところが大きいと思われる。また、中心に位置するコートを回廊と階段で取り囲む構成にすることで、一階のパブリックゾーンと二階のプライベートゾーンが同一空間に存在するような感覚を持たせている。そして、これが空間全体の気配を適度に調整する機能を生み出している。また、地下にアスレチック、オーディオルーム、ゲストのための予備室等のホビーゾーンを設けることにより、一階と二階の空間を機能的に単純化しすることを可能にするとともに、豊かな生活スタイルを作り出している。